10月の24、25日といつもの鹿児島出張にかけて屋久島へ行ってきました。
贅沢な話でホント申し訳ないのですが、屋久島行きは今回で4度目となります。
まずは鹿児島南埠頭近くの中央卸売市場内にある「市場食堂」で朝食を済ませてから高速船で一路屋久島へ。到着後レンタカーを借りて島を一周する観光周遊へ出発。仕事後の開放感と好天に気分も上々。
宮之浦港から反時計回りに車を走らせて「志戸子ガジュマル公園」へ。ここへは昨年も訪れましたがその時は生憎の雨。リベンジを誓っての再訪だけに感慨もひとしお。メインのガジュマルとアコウの樹は迫力満点でした。
次は屋久島の北端に位置する一湊という小さな港町へ。ここは昔からサバ節の生産で栄えたとのことなので、そのサバ節生産を見ようと「馬場水産」を見学。サバの本枯節は普段カツオを見慣れているせいかかなり小ぶりな印象でした。
その後は一湊の町を散策して「なっちゃん食堂」で昼食。ここはごく一般的な町の大衆食堂なのですが、昭和の香りが色濃く残る風情あるお店で味の方もまあまずまずといったところでしょうか。
次にウミガメの産卵地で有名な「永田いなか浜」へ向かう。ここも昨年は雨にやられてゆっくり出来なかった所なので、今回はたっぷり時間をかけて海と砂浜で戯れました。笑 砂浜は砂というより貝やサンゴのかけらを集めてできたという感じで、その上を歩く感触は柔らかくも弾力がありとても心地良かったなぁ。さすがは日本一のウミガメ産卵地です。
いなか浜で1時間弱過ごした後、屋久島の西の端にある「永田屋久島灯台」へ。この灯台は点灯113年の歴史を持つ堂々たるもので、瀟洒で鮮やかな白いその外観は海や空の青、山の緑とのコントラストが本当に素晴らしいの一言でした。ここは私のお勧めスポットのベスト3に入りますね。
次は世界自然遺産にも登録されている「西部林道」(この林道には所々にヤクシカやヤクザルが出没して通行人の我々をしばし和ませてくれます。)を走って「塚崎タイドプール」へ行く。この“タイドプール”とは海の潮が引いた後に岩の割れ目や窪みに出来る潮溜まりのことで、そこでサンゴや逃げ遅れた魚などを間近で見ることが出来るというものです。我々が到着した時は生憎満潮に近い時間だったようで、残念ながらお目当てのタイドプールを見ることはかないませんでした。しかし、美しい岩場でシュノーケリングを楽しむ人達の姿を見て、次は自分達が潜るぞ!という気分でいっぱいになっちゃいました。笑
塚崎を後にして、今度は島の南端に位置する平内地区にある「新八野窯」へ。この窯は屋久島焼の制作・販売をしていて、作陶の様子を見ることも出来ます。屋久島焼というのはあまり耳にしたことがありませんでしたが、結構味わい深くていい感じの焼物でした。特に焼酎のお湯割りに使うような湯のみがグッドでしたね。笑
そして今宵の宿がある屋久島第二の町、「安房」へ。宿はこの春もお世話になった民宿「志保」。ここのご主人とおカミさんはそれはそれは親切で、一度お世話になったらまた絶対に来たくなる所なのです。部屋もお風呂も清潔だし、朝ごはんも旨い!料金もリーズナブルで言うことなし!是非お勧めです。笑
志保でひと風呂浴びた後は地元の焼酎(三岳)と料理を堪能すべく、居酒屋「やしま」へ行く。ここは事前に下調べしておいた店で、志保のご主人も一押しのところ。地元でしか味わえない首折れサバの刺身や旭ガニ、トビウオの唐揚げやきびなごの天ぷらなど、三岳のロックを片手に存分に楽しみました。おかげで少々飲み過ぎてしまいました。笑
以上前篇おわり。
後篇では今回のメインイベント、「安房川リバーカヤック」の様子をお伝えします。
コメントをお書きください